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レビュー:同志社大学 VS 東海大学 ラグビー 大学選手権・準決勝

▼試合結果

同志社大学 12 ー 74 東海大学

www.rugby-japan.jp

 

同志社にとっては久しぶりの正月超えとなったけど、残念な結果となりましたね。

印象としては、東海大の思い通り、練習通りの試合展開にしてしまったなという感じです。

 

以下、完全な同志社ファン目線で試合を振り返っていく。

 

■振り返りポイント

 

①紺グレのジャージーの圧倒的カッコよさ

紺とグレー、日本で一番美しい配色である。

 

②前半キックオフ直後のバタバタ感

ボールが手につかず、落ち着かない立ち上がり。

様々なプレッシャー、慣れない秩父宮、準決勝の雰囲気に飲まれたか。

 

③特に浮き足立ったのか、SO永富健太郎

今季通して好不調の波、プレー精度の波が激しかった印象がある永富兄。

プレースキック、タッチキック、キックオフと精度を欠いた。

 

④FB崎口の切れ味

4年生となり、急激にアタックに鋭さが出てきた崎口。この日もパスダミーからラインブレイク、トライを決めてくれた。

 

⑤粉砕されたスクラム

東海大PR三浦、渡邉は強烈だった。

出来るだけスクラムの機会を減らしたかったが、みずからのミスで東海のスクラム地獄に足を踏みれてしまった。

 

⑥エース・松井千士も精細を欠いた

もっとボールタッチを増やしたかった。今季は最後までチームにうまくフィットしなかった印象。

この試合ではディフェンスも詰めか待ちかが中途半端で、度々大外で外された。

 

⑦輝きを放った両フランカー

 6番丸山、7番野中の3年生コンビは獅子奮迅、出色の出来だったと思う。

特に丸山はアタックセンスが開花したか。ボールのもらい方、ランニングコース、コンタクト後の体の使い方含めてこのレベルでも通用しまくっていた印象。

 

⑧減らない東海大ディフェンス

 同志社がフェーズを重ねても、東海大は無理にラックに入らず、終始落ち着いてDFしていた。

さらにここぞのブレイクダウンではカウンターラックで一気にまくってくる集中力は素晴らしかった。PR渡邊、NO8タタフが効いていた。

 

⑨タタフ砲をモロ受け

問答無用のタタフ砲が序盤から炸裂。

キックオフのバリエーション不足は気になったけど、タタフのカウンターはまあまあ止めていたから良しとしよう。

 

⑩リザーブの4年生の積極性

後半交代で投入された4年生のプレーぶりは良かったですね。特にSH三木のテンポアップは効いてた。各自が自分の仕事に徹している感じが伝わってきた。

 

 

 大敗となりましたが、今のベストは出し切れたのではないでしょうか。

私の事前のプレビューは結構良い線いってたかも?

《プレビュー》

http://nostalgic-nostalgia.hatenablog.com/entry/2016/12/31/162015

 

山田主将はじめ、選手の皆さんはお疲れ様でした。楽しいお正月をありがとう。

 

もう帝京を止められるのは東海しかいないという事実と、来季の同志社にも改めて期待したいと思った準決勝であった。

 

終わり