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プレビュー:ラグビー大学選手権・準決勝

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2017年1月2日に東京・秩父宮ラグビー場で行われる全国大学ラグビー選手権・準決勝のスタメンが発表されたのでチェックしたいと思います。

 

今季の大学選手権は久しぶりに関西勢2校がベスト4に残った。

10年前に京産大と大体大が、それぞれ関東学院と早稲田に挑んだ時です。

当時は京産大にはPR長江有祐、PR山下裕史、FL橋本大輝、SH田中史朗が、大体大にはSH金哲元らのちの日本代表キャップホルダーがいました。懐かしい。

なぜか京産大WTB・江藤大和のパワフルなランがやたらと記憶に残っている。

 

今回は思う存分関西勢を応援したい。特に同志社

なので、“関西2校が勝つとしたら”という勝手な視点でプレビューしますね。

 

第1試合:同志社大学関西大学Aリーグ 2位) VS 東海大学(関東大学リーグ戦1部 2位)

★試合登録メンバー★

同志社大学

1趙 隆泰/2中尾 湧馬/3海士 広大/④山田 有樹/5堀部 直壮/6丸山 尚城/7野中 翔平/8末永 健雄/9大越 元気/10永富 健太郎/11安田 卓平/12永富 晨太郎/13石田 幹太/14松井 千士/15崎口 銀ニ朗

16山崎 翔太/17土田 敬太/18石橋 海洋/19戎 勇/20秦 啓祐/21三木 章太郎/22佐藤 一樹/23小林 健太郎

 

東海大学

1三浦 昌悟/2大塚 憂也/3渡邉 隆之/4李 昇剛/5テトゥヒ ロバーツ/⑥磯辺 裕太/7西川 壮一/8テビタ タタフ/9湯本 睦/10眞野 泰地/11藤崎 眞樹/12鹿尾 貫太/13池田 悠希/14平尾 充識/15野口 竜司

16東森 友宏/17日高 将吾/18春名 宏一/19川瀬 大輝/20丸本 頼斗/21橋本 法史/22山菅 一史/23アタアタ モエアキオラ

 

▼スタメン印象

同志社大学

 準々決勝同様のベストメンバー。山神体制の集大成。

 

東海大学

 ここでキャプテン磯辺が復帰。NO8タタフら日本代表キャップホルダーが3人並ぶFW陣は破壊力抜群。モエアキオラが出てくるまでに大勢を決してしまいたい。

 

▼プレビュー

早稲田戦同様、前半で一気に畳み掛けられればベスト。準々決勝で京産大を粉砕した東海大とのスクラムの機会は限りなく避けたい。

同志社としてはFW陣がSH大越をプレッシャーから守りながら自由にプレーさせたい。

松井・安田の両WTBは厳しいマークが予想されるため、SO永富健と永富晨・石田の両CTBがどれだけ攻守に前に出られるか。

個人的に効きそうなプレーとしては、セットピースからのファーストフェーズでSH大越→CTB石田をダイレクトに当てる。

そこから末永・永富晨あたりをデコイにSO永富健→FB崎口、松井&安田の両翼にボールを渡すようなプレー。少しでも相手DFラインにギャップやミスマッチが出来れば、同志社のバックスリーは個人技で前に出られるのではないか。

アタックラインはダブルラインを引きながら、9番・10番周辺に丸山・野中・末永の第3列をどんどん走り込ませても面白い。

流れの中でのキックは確実にタッチに出してラインアウトの機会を多く作るべきかなと思う。アンストラクチャーからの東海大FB野口、WTBモエアキオラらのカウンターランの切れ味は恐らく致命傷になる。

永富健のプレースキックの当たりが良ければどんどんショット狙って時間を使いながら、東海大を自陣に押しとどめたい。

 FW陣の激しい消耗が予想されるため、フレッシュレッグの投入は積極的な方が吉と出そう。

東海大のアタックが“オフロード祭り”にならないことを祈ろう。

 

 

第2試合:帝京大学関東大学対抗戦A 1位) VS 天理大学関西大学Aリーグ 1位)

★試合登録メンバー★

帝京大学

1浅見 太亮/2堀越 康介/3垣本 竜哉/4飯野 晃司/5姫野 和樹/6ジョセファ ロガヴァトゥ/⑦亀井 亮依/8ブロディ マクカラン/9小畑 健太郎/10松田 力也/11元田 翔太/12金村 良祐/13矢富 洋則/14吉田 杏/15尾崎 晟也

16淺岡 俊亮/17渋谷 拓希/18呉 味和昌/19金 嶺志/20今村 陽良/21末 拓実/22重 一生/23竹山 晃暉

 

天理大学

①山口 知貴/2藤浪 輝人/3木津 悠輔/4西川 太郎/5由良 祥一/6島根 一磨/7フィリモニ コロイブニラギ/8佐藤 慶/9藤原 恵太/10立見 聡明/11井関 信介/12王子 拓也/13金丸 勇人/14久保 直人/15ジョシュア ケレビ
16谷井 連太郎/17赤平 勇人/18水野 健/19澤井 未倫/20ファウルア マキシ/21谷口 和洋/22山下 大輔/23永松 哲平

 

▼スタメン印象

帝京大学

WTB竹山はリザーブスタートだが、ほぼベストメンバーの強力な布陣。特にFW陣はやはり学生屈指の破壊力がある。HO堀越のモールトライはこの日も炸裂するか。

 

天理大学

この大一番でSO立見復活とは。後藤大輔は負傷?アタックセンスは申し分ないが、帝京大のプレッシャーの前でその才能が輝くか注目。SO立見ーCTR王子のラインは夢がある。

 

▼プレビュー

天理大としては、W杯の日本VS南ア戦のように、トライを取られてもしっかりスコアして粘り強く付いていく展開に持ち込めればベストか。

ディフェンスでテーマになりそうなのはSO松田とFB尾崎を封じたい。後半出てくるであろうWTB竹山は“気にしない”こと。(竹山は違う景色を見て、異なる空間でラグビーをしているくらいに思って無視した方が良いw)

特に松田に最大限プレッシャーをかけたい。

FW戦が互角である前提になってしまうが、松田に自由を与えず、帝京BK陣に酸素が行き渡らないような展開に持ち込みたい。CTB金丸の激しいタックルは感動モノ。

アタックでは案外キックを多く蹴って、井関・久保の両WTBでのチェイスが効きそう。

“天理伝統の接近パス”を警戒してくれれば・・・。

そして“ゴール前はケレビ”をキーワードに徹底的にタテを突きたい。ゴール前スクラムやラックからダイレクトにFBケレビにボールを渡して行くのが良いのでは。

東西王者の真っ向勝負が見たい。

 

同志社・天理の健闘を祈りましょう!

 

 

終わり

 

 

 

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ラグビーは頭脳が9割

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