観戦記:ヤマハ発動機 VS サントリー
記念すべき最初のエントリーはラグビーの観戦記。
12/24、クリスマスイヴでしたが静岡県磐田市のヤマハスタジアムへ行ってきた。
トップリーグ第13節、ヤマハ発動機ジュビロ VS サントリーサンゴリアスの全勝対決。清宮監督(ヤマハ)と沢木監督(サントリー)の師弟対決といった趣きもあり。
初めてのヤマハスタジアムだったが、無料駐車場は豊富だし、近くに大型のマックスバリューもあって便利。車で行くのがオススメです。
私の事前予想はヤマハ勝利。
実力伯仲同士の対決だが、今季これまでの戦いぶりを見るとヤマハのほうが攻守に隙のなさを感じていた。
▼スタメン印象
《ヤマハ発動機》
NO8堀江の離脱以外はベストメンバー。SH矢富の復帰は朗報。マレ・サウをインパクトプレーヤーとして使えるのは贅沢。
《サントリー》
FB松島不在は痛い。PR畠山がリザーブスタートとは驚き。
試合の入りはヤマハが風を活かしたハイパントで上手くペースを握った印象があった。
WTB伊東の決定力は素晴らしい。サントリーの両翼である江見と中靏のようなスピードやキレ味がある感じはしないし、それこそナイヤラボロのような体格があるわけでもない。
堅実で安定感のあるプレーはワラビーズのWTBハイレットペティーと重なる。
ヤマハではFBファンデンヒーファーのキックも印象的。まるで10階建てのビルから落ちてくるようなハイパント、あれは獲れない。
もう五郎丸の穴を埋めたどころか五郎丸を上回っているのでは。特にランニングスキル、スピードの部分。
しかしこの日のサントリーは強かった。FLジョージ・スミスの凄さは割愛。
LOウィーラーはスキルが高い。特にキックオフレシーブ。あと、チームに馴染んでる感じがすごく良い。
SH流は印象が変わった。捌きや動作というより、パススピードそのものが速い。
松島の代役となったFB塚本もよかった。
個人的には超攻撃的布陣として、松島を13番、塚本を15番で併用するのもアリな気がする。
後半あたりからお互いにマイボールラインアウトでロストが目立ったが、敵陣でのチャンスをことごとく逸したヤマハサイドの方がダメージが強かったのではないか。
グラウンドを縦にも使うサントリーは脅威だわ。SO小野は自分で強気に仕掛けるオプションもあるのが良いっすね。
寒かったですが、お互いに攻守にアグレッシブな好ゲームだった。
サントリーが抜け出したけど、残りのカードを見るとヤマハもまだチャンスあり。ボーナスポイント付きの勝利でサントリーにプレッシャーをかけられるか。
まだまだ白熱しそう。
帰りに立ち寄った浜松餃子のお店で天才SOの曽我部さんを見かけた。今でも私の中での『一番上手いSO』は曽我部佳憲ですね。
終わり